陰徳 とは
陰徳とは、人に知られず行う善い行いのこと。
陰徳(いんとく)とは、人に見られたり褒められたりすることを求めず、ひそかに行う善い行いを指す言葉です。「陰徳あれば陽報あり」——見返りを期待せずに積んだ善いことは、めぐりめぐって自分に返ってくる、ということわざとともに語られてきました。
陰徳と陽徳のちがい
陽徳(ようとく)は、人に知られる形でする善い行いです。名前を出して寄付する、人前で席を譲る、といったもの。陰徳はその逆で、誰にも気づかれないままする善い行いです。どちらが上ということはありませんが、陰徳のほうは「自分が知っていれば、それでいい」という静けさが核にあります。
陰徳の例
大げさなものである必要はありません。誰も見ていなくても信号でちゃんと止まる、使った場所を少し整える、列でさりげなく譲る。私の場合は、急いでいても割り箸を多めにもらわない、みたいな地味なやつです。誰にも気づかれません。当たり前ですが。
言わない行いを、自分だけは知っておく
陰徳は人に話すと陰徳でなくなる、とよく言われます。だからこそ、自分の中だけにそっと残しておくのが似合う。私は、誰も見ていなくても「あ、+1できた」と思えるのがうれしいし、後味もいい。そうありたい、とも思っています。だから、かぞえ徳というアプリにもしました。できた時に +1 するだけ、記録は端末の中だけ、ランキングも比較もなし。人に知られない行いを、人に知られないまま、自分だけが積んでいけます。