読みもの

徳を記録する

徳 記録

記録といっても、できた時にひとつ残すだけ。

「徳を記録する」と言うと身構えるかもしれませんが、やることはひとつ残すだけです。親切にできた、礼儀をつくせた、後味よく過ごせた。そういう小さいのを、できた時にだけ +1。できなかった日は、何も引きません。記録というより、メモに近いかもしれません。

残すと、何が変わったか

いいことって、やった3秒後には忘れるんですよね。少なくとも私は忘れます。でも記録に残しておくと、「あれ、自分わりとできてるじゃん」という手応えが、目に見える形で溜まっていく。誰かに見せるためじゃなく、自分用の小さな確認として。私の場合は、これが次の一歩を少しだけ軽くしてくれました。

ためない方が続く

その場で残してもいいし、寝る前にまとめて思い出してもいい。コツは、量を稼ごうとしないこと。連続を切らさないことに必死にならないこと。「できた」と思えた時に、ひとつ。溜めようと意気込むと、私はだいたい忘れます。

何を「徳」として残すか

大きなことを探さなくていいことにしています。席を譲った、ありがとうを言えた、信号でちゃんと止まった、使った場所を少し整えた。そういう誰も見ていない小さな行いを、私は残したいと思っています。自分の言葉で「徳」を作って残すこともできます。

誰にも見せない記録

記録は、あなたの端末の中だけに保存されます。サーバーへ送ったり、誰かと比べたりはしません。ランキングも比較もないので、見栄や競争のためではなく、自分のためだけに静かに積めます。書き出し・復元・消去も、ぜんぶ自分の手の中です。

今日の徳を、ひとつ

かぞえ徳を開く

書いた人

琴見由弘。かぞえ徳を作りました。立派な人間ではないけれど、娘に見せられる背中でいたくて、「勝つ」より「流す」を数える練習をしています。

X(@kotomiyoshihiro)