読みもの

徳を積むアプリとして

徳を積む アプリ

大げさな目標管理は、たぶん要りません。

「徳を積むアプリ」を作るなら、ガチガチの目標管理ツールではない気がしました。少なくとも私は違いました。私はどうでもいい勝ち負けにいちいち反応して後味を悪くするタイプで、そんな自分のマイナスをこれ以上増やさない場所がほしかっただけです。あいさつ、ありがとう、席を譲る——その程度の行動を、できた時だけ +1 で置いておける場所。それくらいがちょうどいい。かぞえ徳は、そういうアプリです。

できること(と、しないこと)

用意した徳から選んでもいいし、自分の徳を作ってもいい。記録はこの端末のブラウザに保存され、アカウント登録はありません。そしてここが肝心で、できなかった日は減点しません。続かなかった日が「失敗ログ」として溜まっていったら、私はたぶんアプリを開くのが嫌になるので。

順位は、つけません

ランキングを置かないのは、「徳は人と競うものではありません」みたいな、いい人ぶった話をしたいからではありません。私の場合、比べる場所があると普通に勝ちに行ってしまうからです。勝てそうで勝てない相手がいると、たぶん延々やる。そうなると、+1 して後味をよくするアプリのはずが、勝負の道具になる。だからランキングも、招待報酬も、「連続◯日!」みたいな煽りも置いていません。共有はしたい時だけで、写るのは自分の数字と言葉だけです。

私は、こういう使い方にした

徳を大げさにしたくない。できなかった日の記録をわざわざ見たくない。できなかったことより、できたことを残したい。だから、毎日じゃなくていいことにしています。私は、思い出した時にひとつ積めれば、それでよしとしています。

今日、ひとつ積む

かぞえ徳を開く

書いた人

琴見由弘。かぞえ徳を作りました。立派な人間ではないけれど、娘に見せられる背中でいたくて、「勝つ」より「流す」を数える練習をしています。

X(@kotomiyoshihiro)